ここ、関東平野の片隅・茨城県取手市(の中の旧・藤代)は昨日も33℃。
一昨日よりは多少風が有って少し楽だが、・・・・ それにしても暑い!
♦ ミステリアスな花 : こんな真夏の真夜中にしか咲かない不思議な花 ・・ 秋には赤い実になりますよ!
【 真夏の"キリゼー" 】
さて、「真夏の“キリゼー ”」って何のこっちゃ!? と、思って居られる方が多い事と思う。
或いは、新潟県の(南・北)魚沼地方の方々の中には、
「もしかして、あれの事?」 なんて思われた方も居られるかも知れませんね!
そう、季節外れの 「あれ」 の事です。
ま、答は後ほどわかって頂けると思いますので、話を先に進めましょう。
暑くても用事が有れば外出しない訳には行かず、うだる様な暑い日中を出歩いて昨夜の8時頃帰宅した。
「さて、今夜の食事は何にしようかなー」 「暑いんで火は使いたくないし・・・・」 なんて考えながらTV
を付けたら、昔よく歩いた上高地から北穂高岳への登山番組で、何とはなしに見て居ると、井上靖の「氷壁」
で有名な徳沢園でお昼のシーン。 野沢菜の漬物を刻んでチャーハンを作って出して居た。
「懐かしい ! そうだ、昔あそこで同じものを食べたっけ」、 などと思い出すと同時に、今夜の夕食のヒント
が浮かんで来た。
ご飯は今朝1日分焚いたものがある、野沢菜(漬物)は長野の知人がお中元に同梱してくれたものがある。
冷蔵庫には他に納豆や豆腐、サラダ用野菜などが常備してある。
よーし!今夜は刻んで混ぜる簡単メニューにしよう!と決めて作ったのが冒頭の 「真夏の“キリゼー”」 だ。
なぜ 「真夏の」 なのかと言うと、元来は野沢菜の漬物も納豆も冬の食べ物。
それを組み合わせて作る 「キリゼー」 はなおさら、冬のたべものと言う認識が強い。
それを 「真夏」 の今、食べられると言う事の幸せ!
何だか、自分だけの胸の内に仕舞って置くのがもったいなくって、このブログを書いて居ます。
エ! 「“キリゼー”」 の説明はどうなってるかって?
申し訳ありません大変遅れましたが、漢字で書けば 「切り菜」 、魚沼地方の方言で 「“キリゼー”」 と言う。
材料は 「細かく刻んだ野沢菜漬と納豆、少々の調味料」 で、後はかき混ぜるだけで出来上がり。
冷蔵庫に入れて置けば、2~3日はほゞ味が変わらずに楽しめて簡単惣菜になる。
温かいご飯に 「“キリゼー”」 が有れば・・・・大抵の人が食が進むと思います。
お茶付けにしても美味しいですよ、納豆や漬物が嫌いで無い限り、是非 一度お試しを!
野菜の栽培技術と冷凍・冷蔵技術の進歩の成せる技。 そのお蔭で 「真夏でも“キリゼー”」 が楽しめる。
ただ、あまりにも季節感が無くなって来る昨今に、一抹の不安も禁じ得ないのだが ・・・・・・・
【真夏のミステリー】
下の写真は 2005年8月中旬・帰省した時に所用で六日町から十日町へ向かう途中で写した “ツユクサ”
です。 でも皆さん良く見て下さい、何かがちょっと、おかしいと思いません?
♦ 八箇トンネルを過ぎてしばらく下って棚田が始まったあたりの国道253号両側・畦道にて
背後の水色で大きな花弁の(少しボケて写っている)花が普通の “ムラサキツユクサ” 。
しかし手前に写っているツユクサも、花以外はムラサキツユクサと同じ、まったく見分けが付かなかった。
実はこの写真の一角(ほゞ1㎡位)がほとんど、変種と思われるこの 「ツユクサ」 で、中に普通のムラサキ
ツユクサが上の写真の様に数本混じっている、と言う状況だった。
その時は珍しいツユクサの仲間だな! 位に考えて居たのだが、後で調べて見ても名前がわからない。
改めて写真を撮ろうと次の年にその場所に行ったが、何故か普通のムラサキツユクサ以外、ツユクサの
花は見付からなかった。 (その次の年も、そのまた次の年も)
そして、その他の場所でも、ツユクサの有る所へ行くと注意して見て居るのだが、以来一度も見かけた事
が無い 「ミステリアスな “ツユクサの花”」 である。
どなたか、名前をご存知の方が居られましたら是非教えて下さい。
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